日記

2022-06-23 14:57:00

ゆかたまつり

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こんにちは。Relacher.のMihoです。
毎日ブログ29日目はゆかたまつりのお話を。
コロナ禍で早々に中止が決まってしまった
今年のゆかたまつり・・・
姫路では6月22〜24日、お城周辺で毎年あったお祭り。
昔は花火も上がっていた気がします。
機関もさまざまな事情があり2日間になっていたような。
ちょっと記憶も曖昧になってきてます。
由来は立町にある長壁神社の例祭。
当時の姫路城の城主が突然開催することを決めたそう。
人々はそれに合わせた衣装を用意する時間もなく
城主が浴衣姿での参加を許可したのが始まりだそうです。
私も姫路に長くいますが、知っていたのは
・昔の人々はお祭りには衣装を新調していたこと。
・急なイベントでそれが間に合わないこと。
・お殿さんが
 「誰でも楽しめる様に浴衣でいいよ」といったこと。
・全国の中でもかなり大きい規模らしく、
 姫路ではじまたこのお祭りが全国に広がっていった。
くらい。
改めて調べるとすごく大雑把にしか知らなかったんだなと。
この時期が来ると思い出すんですよ。
元々着物が大好きなので、
人は多いけれど浴衣姿の人をたくさん見られるのが
大好きだったなとか。
時代によりいろんなデザインや着方もありますね。
それはそれで素敵だと思うのですが、
それでもやっぱり私は正統派な着付けや着姿が大好きです。
浴衣とは元は【湯帷子(ゆかたびら)】という
沐浴の時に着られていた肌着のようなもの。
今と違いお風呂へ入る時は裸じゃなかったんですよね。
のちの時代にこれが寝巻きにもなります。
その当時の方たちからすれば
『肌着や寝巻きで外を歩くなんて』と恥ずかしかったのかもしれません。
ですが、
戦国時代の奥方や姫様が着ておられた着物としての小袖も
もともと平安時代には下着扱いだったのですから、
時代は変わっていくものなのですね。
この小袖が今現在の着物のベースになっています。
と浴衣や着物の話もしてきましたが、
個人的には浴衣姿で知人のBARでのライブも楽しい思い出です。
来年には浴衣祭りが復活するといいなと思いました。
そして元・和裁士ですので
もしお子様の浴衣の身揚げなどで
困っておられる方いらっしゃいましたら、
こんな感じでできますよとお伝えすることもできます。
是非施術に来られた時にお声がけくださいね。
ご予約もお待ちしております。