日記

2022-11-15 15:22:00

今日は七五三ですね

プライベート

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こんにちは。Relacher.のMihoです。
今日11月15日は七五三ですね。
プロとして着物の仕立てを習っていた頃は身揚げもしていました。
３歳は髪置き（赤ちゃんの頃から伸ばしていた髪を結い始める）
５歳は袴着　（男の子が袴を着け始める）
７歳は帯解き（大人の女性と同じようにおはしょりをして着物を着る）
という平安時代から続くもの。
袴を着た男の子のおすまし顔も
大人っぽくしてもらった女の子のおすまし顔も
むちゃくちゃ可愛い♪
３歳の時のお参りは
被布（ヒフ）という羽織を合わせてたりしてさらに可愛い！！
小さいサイズを身揚げするのはまだ重さもしれていますが、
少し大きい子サイズを3歳児用に直した物は
大人が持ってもかなりの重さ。
『これを着せて疲れない？大丈夫？』
といつも思っていました。
保護者のみなさま、お子さんが着物重くてぐずっても
温かく見守ってあげてくださいね。
大人が重めのコートを羽織って
『肩こったわ。疲れた〜！』っていうのと一緒です。
お家によってはお父さんやお母さんが小さい頃に着られた着物を大切に保管され
その方たちのお子さんがまたその着物を着るって素敵だなと思います。
着物は100年繋いでいけると言いますからね。
洋服とは違い、解いて洗って仕立て直しができるのも着物だからこそ。
着方が分からない、汚したらどうしよう、
そもそも値段が高すぎ！！と敬遠されがちな着物。
お値段が高いのは、その着物に数ヶ月以上関わった職人さんたちの技術料。
生地を作る糸のために蚕を育てる人、
生地を織る人、染める人、
金彩や刺繍する人、他にもたくさん。
職人さんが減り続けている今、
その職人さんが辞められてしまうと
2度と再現できない技術もあるそうで、
無くならないで欲しいなと思います。
最近着ていなかった着物姿でお出かけするのもいいかなと思った
11月１５日の七五三でした。
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